~坊っちゃん列車復元物語~①元は蒸気機関車!

こんにちは。いよ子です。

松山市の街中にいると、汽笛の音が聞こえます。「ああ、坊っちゃん列車通ってるなあ」なんて思います。これは松山市民あるあるかもしれないです👀

さて、そんな愛媛・松山を代表する坊っちゃん列車ですが、現在走っているのは復元された車両ですよね!そしてなんと、2021年10月12日で運行開始20周年を迎えました✨めでたいです。

ブログとして、その復元への物語をシリーズで少しずつお届けしたいと思います!

今回は入口として、蒸気機関車だった坊っちゃん列車についてです♪

蒸気機関車だった坊っちゃん列車

蒸気機関車としての坊っちゃん列車。その始まりは伊予鉄道が営業を開始した1888(明治21)年まで遡ります。黒煙を上げながら松山市民の足として活躍していました。最大では、18台も走っていたとか。

昭和28年頃の坊っちゃん列車

この写真は、1953(昭和28)年・横河原へ向かう坊っちゃん列車です。今の電車ばかり見慣れていると、「え、坊っちゃん列車が18台・・・?客車もたくさん連結??そもそも坊っちゃん列車しか走っていないの???」と驚いてしまいます。昼間は機関車が一編成(貨車1両と客車5両)を引いて運行していましたが、朝夕のラッシュ時には、その後ろにもう一編成(客車5両)を連結し、最後尾から機関車が押して、離合駅の平井駅まで運行していました。

この目で直接見てみたかったなあ~と思いました。伊予鉄道が営業開始したのも、まだ鉄道見たことないって人ばかりの時代。某大人気漫画の列車初めましてシーンのようなやり取りもあったかも!と勝手に想像しました。

坊っちゃん列車、引退

時代とともに鉄道の車両も進化していくものですよね。1954(昭和29)年には列車の電化に伴い、坊っちゃん列車は第一線を引退しました。

ですが、坊っちゃん列車は引退した後も、地域の方からは復元運行を希望する声をたくさんいただいていました。そうして時は過ぎ、1999(平成11)年。プロジェクトチームを発足し、復元を検討し始めました。

プロジェクトチーム??

「プロジェクトチーム」と伊予鉄の年史にはありましたが、チームについて詳しくは書いてありませんでした。なので、社内の資料を探し求め、聞いてまわりました。そして、復元に関わった社員にインタビューができました!まとまり次第投稿しますので、お待ちください💕

以上、今回は坊っちゃん列車復元物語の入口をお届けしました!次回投稿も楽しみに♪


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