新型鉄道車両7000系導入を発表!

いよ子です。

伊予鉄道の郊外線に、新型鉄道車両が導入されることが発表されましたね!

その名称は、7000系!いい響きです。

洗練されたデザイン

デザインは流線型のフォルム。カッコいい!と評判です。ありがとうございます!

オレンジ色のカラーリングで、愛媛らしさを表現しています。

環境に優しい

この7000系、とても環境に優しいのです。脱炭素化に向けて、優れた省エネ性能となっています。

・車両性能の向上により使用電力を約50%削減(700 系比較)
・軽量ステンレス製車体でVVVF 制御、回生ブレーキなど環境性能を向上
・非化石電源由来の実質的に再生可能エネルギー100%かつCO2 フリーの電気を使用

※その他、700系との比較はこちら

製造は近畿車輛様で、伊予鉄の車両では初!

導入予定は再来年2025年2月、今から待ち遠しいですね。まずは6両(2編成分)を導入し、その後2027年まで毎年6両(2編成分)を導入、合計18両(6編成)の導入となる見込みです。

なお、気になる投資額は3年間で約39億円です。

実に67年ぶりとなる完全新設計!

この7000系は実は完全新設計車両としては、67年ぶりとなります。

1958年(昭和33年)のモハ601号、602号以来の導入となります。その間、いろいろと車両を導入しましたが、京王電鉄様などからの譲渡車両や台車をリユースしての導入でしたので、完全新設計としては、かなり久しぶりのことになるのです。

67年前のモハ601号・602号とは?

当時の伊予鉄社内誌に、その導入当時のことが記されています。

導入前年(1957年の社内誌)にはこのような予告

電車の不燃化などを進めるにあたり、増車が必要となったため、「ボギー電車」を2両発注したとあります。

読み取れる車両データは、自重31(t)、長さ18m、幅2m64㎝、高さ2m65㎝、定員140人(座席50人)です。

そして1958年(昭和33年)3月18日、予定通りモハ601・602号が導入されます。

車両はナニワ工機様だったのですね。

この記事によると、

…二両永久連結の全金属製で、連結部には貫通路が設けられ、内外共に落ち着いた明るい色彩、スッキリとした形状で、防振、防音装置が施されているため乗り心地は満点である。性能も非常に優れ、最高時速70粁を出すことができる…

モハ601号の貴重な当時の姿

伊予鉄道90年史より
車両図面

601・602号は、37年間運行され、平成7年1月に引退となりました。その代わりに登場したのが、今も活躍中の610系なんです。車両に歴史ありですね。

みきゃんパーク梅津寺のラッピングを施した612号

いよ子、待ち遠しすぎます

今回導入が発表された7000系。運行開始が今から待ち遠しすぎます。愛媛・松山を颯爽と走る姿、早く皆さんと一緒に見て、乗ってみたいです!

その時はこのブログでも詳細レポートしますので、お楽しみに!

では今回はこのへんで。


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