バスにも「車庫証明」は必要です!

こんにちは!いよ子です。

早速ですが、みなさんは、マイカーをお持ちですか?

お持ちの方はご存知だと思いますが、マイカーを取得する際には、「車庫証明」というものが必要になります。逆に言えば、車庫つまりは購入したマイカーを置いておく場所が無い場合は、車を買うことができないということです。何のために規制しているかというと、

“車庫が無い ⇒ 車を道路に置く ⇒ 道路が使えなくなる”

といった事態を防ぐためです。このことは、「自動車の保管場所の確保等に関する法律」にしっかりと定められています。(マイカー購入する場合は、ぜひ伊予鉄オートへお越しください)

バス事業を営業するためには

さて、当然のことですが“バス”を導入する際にも同じように“車庫”に関する規制があります。

そもそもバス事業を営むためには、“許可”を得る必要があります。

バスは、多くのお客様に乗っていただきますので、安全を確保するために、事業者任せでなく、様々な法律や規則があり、それらを守る体制が整っていなければ営業することを許可されないのです。

許可を得るための一つに、車庫に関するものがあるのですが、車庫の要件として、「車両を置くスペースが確保できているのか?」があります。もちろん、バス車両はマイカーと比べて大きいですし、台数もたくさんあるので広いスペースが必要です。証明する方法は簡単に言うと、

①会社の車庫スペースの面積
②車種ごとのバス1台あたりに必要な面積×台数
①>②となっていればOKです。(実際はもう少し複雑です)

このような証明を含めて、国土交通省などに申請し、許可を得てバス事業を営業しています。もちろん、新しい車両を導入した際には、その都度手続きが必要となっています。

ということで、バスにも「車庫証明」が必要です。(当然ですよね)

地方と都会で異なるバスの車庫

最後になりますが、バスの車庫の形態は、都市部と地方部で大きく変わっていることはご存知ですか?

伊予鉄のことしか知らなかったいよ子は、都市部のバスの車庫を見たときに驚きました。夜になると、きれいな長方形の土地に、バスがびっしり整然と駐車されているのです。

都市部にお住まいの方には当たり前の風景かもしれませんが、いよ子にとっては当たり前ではありませんでした。車両の出し入れが大変だろうなーと思ったものです。綺麗に並べられ、きっちりと収まっているバス車両は壮観ですので、地方にお住まいの方は、もし都市部のバス車庫の近くを通ることがあれば、一度ご覧になってみてください。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

次回もお楽しみに~


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