「はじめてのバス」の不安を乗り越えよう!
- 2024.05.02
- Uncategorized 電車・バスの豆知識
こんにちは!いよ子です。
早速ですが、みなさんは、路線バスに乗ったことはありますか?いよ子は普段から毎日のように乗っていますが、全く乗ったことが無い方もおられると思います。
全く乗ったことが無い方は、自宅近くにバス路線が無いからという理由が一番多いと思いますが、乗ったことが無いので不安だから乗らない・乗りたくないといった方もおられるでしょう。いよ子も、伊予鉄バス以外の路線バスに初めて乗る際は、少しドキドキします。
でも、移動をする際に路線バスを選択肢に入れないのは、お金も時間も損しているかもしれません。鉄道では行けないエリアへもバスであれば行ける場合もありますし、鉄道網の発達した都会においても、迂回して乗り継ぎしなければ行けない路線の異なる駅間を、路線バス1本で行ける場合など(時間も短く、運賃も安い!)もあります。
そこで、今回は「なぜ路線バス(伊予鉄バスに限定せず全国のバス)が不安なのか?」を探り、解決策を考えてみたいと思います。
路線バスの不安要素その①「運賃の支払方法がバスによって異なる」
鉄道の場合は、乗るときに駅で切符を買い、降りるときに切符を渡すという流れが全国共通です。(現在では、ICカードを乗り降りの際に改札にかざす方が主流かもしれませんね。)ところが、バスの運賃の支払方法は、後払い・先払い、整理券の要・不要など、全国共通ではありません。事前に運転士に降りるバス停を申告しなければならない路線もあるそうです。
また、運賃も”均一”の路線と利用区間によって異なる”多区間運賃”とがあり、多区間運賃の場合の運賃表は初めて場合は見方がわかりにくいといったこともあります。
このように、バスの運賃支払いシステムは、他の交通機関に比べて最も複雑で分かりにくいと言えそうです。
↑ 多区間運賃の場合のバス車内運賃表示 見方をご存知ですか?
路線バスの不安要素その②「どこから乗ればいいかわからない」
鉄道の駅であれば、地図にも大きく描かれ、建物や線路といった遠くからでも視認しやすいですが、バス停はポールが1本立っているだけです。その高さも場所によっては低いものもあり、また歩道際の植栽などで数メートルの距離まで近づかなければ気づかない場合もあります。また、大きなターミナルともなると、乗り場が複数ありますし、1つの乗り場からたくさんの行先のバスが発着することもあります。
さらには、道路の反対側にも同じ名前のバス停があり、土地勘が無ければ反対方向のバスに乗ってしまう可能性もあります。ましてや、道路の狭さなどの制約によりバス停ポールが1方向の物しかなく、ポールが無い道路の反対側で待つといったケースもあります。
さらには、バスそのものの乗り口も「前乗り」「後乗り」があるなど、乗り込むまで不安でいっぱいです。
前乗り?後乗り?
路線バスの不安要素その③「どのバスに乗ればいいかわからない」
せっかくバス停で待っていても、到着したバスが乗りたいバスなのか、目的地に着けるのか、ぱっと見でわかりづらいということもあります。バスの行先表示は、終点が表示されており、よくても途中のバス停がいくつか表示されている程度です。また、バス停名も「●●町1丁目、2丁目」や「●●西、東」など似たようなものが多くなっており、間違いを起こしやすくしています。
↑ 行先表示は、終点の表示がメイン
↑ 側面の表示も、代表的な経由地のみ表示で、土地勘がなければ分かりにくい
路線バスの不安要素その④「いつ来るのかわからない」
路線バスは交通状況によって遅れることもよくあります。雨の日や周辺でイベントがあった際は、大幅に遅れることもあります。バス停で待っていても、なかなかバスが来なければ不安になり、何回もバス停の時刻表を確認することになります。
これらの4つが、路線バスの利用を不安にさせる4大要素です。では、これらの不安を少しでもやわらげる方法を考えてみましょう。
①ホームページを確認する
路線バス会社のほとんどが、自社のホームページでバスの乗り方を紹介しています。YouTubeなど動画で分かりやすく説明しているところもあります。「前乗り・後乗り」や運賃の支払方法などは、各社のホームページが確実です。
②バスロケや乗換案内アプリ、地図アプリを使う
どのバスに乗るかは乗換案内アプリが便利です。地図アプリとも連動しているので、バス停の位置も調べることができます。目的地から最寄りのバス停を検索することもできるのですごく便利です。
また、バスの遅れや乗るはずのバスがどのあたりにいるかを調べるのには「バスロケ」が便利です。多くのバス会社がバスロケサービスを実施しているので、各社のホームページから検索して使ってみましょう。
③ICカード乗車券、決済アプリを利用する
運賃の支払においては、ICカード乗車券が大変便利です。乗り降りの際に、読み取り機にかざすだけで運賃を自動計算し、精算してくれます。運賃がいくらかを考えなくてもよく、小銭を準備する必要もありません。
また、アプリであればすぐに利用履歴を確認したり、いつでもチャージができたり、大変便利です。
全国相互利用交通系ICカードのご利用について(伊予鉄)はこちら
いかがでしたか?バスに乗るのは何となく不安といった方は、これらの不安要素が原因だと思います。解決策として、いろいろなツールがあり、多くのバス会社で取り入れられています。これらのツールを活用することで、便利な路線バスをぜひ使ってみてください!
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