伊予鉄EVバス!ついに運行開始!

こんにちは!いよ子です。
ついに、環境にやさしい「伊予鉄EVバス」が運行スタート!
運行予定路線は「川内線」 (松山市駅~川内・さくらの湯 間)✨
EVバスってどんなバスなのか?ワクワクが止まりません!!!

待ちに待った「EVバス」出発式

1月25日、伊予鉄EVバス導入を記念して、出発式を開催しました。清水社長(中央)と来賓の皆様(藤井国土交通事務次官様(中央左)、中村愛媛県知事様(中央右)、野志松山市長様(左)、EVモーターズ・ジャパン佐藤社長様(右))によるテープカット。華々しいですね!
大型路線バスにおいては、国内企業が開発・製造を行うEVバスとして全国初の導入です。

EVバスの特徴

環境にやさしい仕組み

電気で走行するため、CO2の排出量を年間で約23トン削減します。(※川内線を1年間運行した場合で試算)また、「回生ブレーキ」という減速と発電が同時に行われるブレーキを採用し、1回の充電で走行できる距離が延び、電費(電気自動車の燃費)も向上します。

災害時の頼れる味方

災害時などには、大容量バッテリーを搭載した移動電源車として機能し、一般家庭21軒分(1日)の電力供給が可能です。

電子ミラーで視覚のサポート

車内の前方左右に電子ミラーを設置しています。見えづらい死角部分や夜間でも、電子ミラーで周辺が明るく映るため視覚性が向上し、事故防止につながります。

タッチパネルで操作性向上

従来の車両では右横にあったスイッチ類が全てタッチパネルにまとめられています。
ボタンを押すだけでライト類点灯や機器類が作動します。またタッチパネルで車内の映像だけではなくバスの前後方、上部からの映像も映るため安全確認がよりしやすくなりました。

充電設備に注目

今回導入したEVバスは、大容量バッテリーと世界最高クラスの低消費電力システムを搭載し、1回の充電で280kmの長距離走行が可能です。
車両には全部で6つのバッテリーを搭載しており、後方に充電器を差し込んで充電します。

運転士からの声

『何度か試走しましたが、通常のバスと比べて発進がスムーズです。電子ミラーで夜間もよく見えます。死角も映すので安全・安心です。広い窓で視界が広くなり運転しやすく感じました。お客さまにも、従来の車両と比べて低騒音・低振動のため乗り心地が良くなったと感じていただけると思います。』と、高評価です!

環境のために

現在、日本でも深刻化する環境問題への対応を急いでいます。

【カーボンニュートラル】
温室効果ガスの排出量と吸収量を均衡させること
【GX(グリーントランスフォーメーション)】
化石燃料中心の経済・社会、産業構造をクリーンエネルギー中心に移行させる経済社会システム全体の変革
GXは、カーボンニュートラル実現のための経済社会システムの変革!

今回のEVバス導入によって、伊予鉄グループでも脱炭素社会に向けた動きが進みます。
皆さんも一緒に、環境への意識を向上させていきましょう。


鉄道コム