松山市駅の知られざる一面&駅員の仕事
- 2023.12.22
- 電車・バスの豆知識
こんにちは!いよ子です!
突然ですが、伊予鉄道で乗降者数が最も多い駅はどこでしょうか?
そう、松山市駅。略して市駅です。
そんなこと知ってるよ~と思われた方が大半だと思います。
しかし、多くの方にご利用いただいている市駅にも、知られていない一面がたくさんあります。
今回はその一部を紹介します♪
1.郡中線への入線
入線とは、電車が始発駅で指定されたホーム(番線)に入ることを言います。
平日の朝は5編成で運行する郡中線。
朝一の時点では郡中港駅に1編成、市駅の車庫に1編成の合計2編成があるのみ。
残りの3編成は古町駅の車庫から持ってきます。
通常、古町駅からの電車は市駅1番ホームに入ります。
郡中線の3番ホームは1番線から離れており、郡中線への入線は一筋縄ではいきません。
3番ホームに電車を入線させるために、一旦2番ホームに入ります。
そこで活躍するのがこの「ポイント」!
指令所からの指示を受けて、通常は1番ホームに入る電車を2番ホームに入るように線路の進行方向を定めます。
写真は日中のため、1番ホームに入るようになっています。
2番ホームに入った電車は、左にカーブして車庫に向かいます。
通常は右にカーブして高浜方面に向かいます。
2番ホームの端には入庫専用の信号があり、11・12・13の数字は車庫の「11番線・12番線・13番線」を表しています。
車庫から3番線に入り、無事入線完了となります。
車庫にも信号があり、この信号に従って出庫します。
車庫の様子は郡中線の車内からチラッと見ることができます。
2.終電後の市駅
日中はたくさんのお客さまが行き交う市駅ですが、終電後はその姿が変わります。
こちらは売り切れだらけの券売機!では、もちろんありません。
取扱い停止になっている券売機です。
市駅は23:07に横河原方面からの最終電車が到着し、お客さまが駅を出られたことを確認後にシャッターを閉め、券売機の他エレベーターやエスカレーターを停止させます。
それにしても夜中の券売機、近寄りがたい雰囲気を醸し出していますね…。
3.駅員の仕事
松山市駅には駅員が常駐しています。
駅員といえば、きっぷへの入鋏(にゅうきょう)または、回収しているイメージが強いかもしれません。
実際の駅員の仕事は多岐に渡り、電車の運行を支えています。
・集改札業務(入場時の乗車券の確認、出場時の乗車券の回収)
・お客さまの対応(体調不良の方の対応、不慣れな方への案内等)
・駅舎やホームの巡視
・精算業務
・自然災害やトラブルなどの非常時の対応
・電車、駅施設での忘れ物の保管、管理
・自動券売機やIC改札機など機器の取扱い
・ポスターや貼り紙、パンフレットの点検
・無人駅の管理
このように駅員は、お客さまが駅を安全で快適に利用できるように全力でサポートしています。
ちなみに、市駅南口地下改札からは天気が分かりづらいため、駅員はお客さまがお持ちの傘が濡れているかを見て雨が降っているか判断するそうです!
確かに全然外の様子が見えないですね💦
今回はあまり見ることができない市駅の一面と駅員の仕事を紹介しました!
皆さまも駅を利用されるときに気付いたことや疑問に思うことがあれば、いよ子に教えてくださいね♪
今回も最後までご覧いただきありがとうございました!
次回のブログもお楽しみに~
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