坊っちゃん列車運行開始20周年記念イベントへ行ってきました!

いよ子です。皆さん、こんにちは。「今日は何の日?」(ふっふ~♪ 古っ!)

今日10月28日は、伊予鉄の創業記念日なんです。

133年前の1888年10月28日、最初の運行区間は松山市から三津間でした。当時は、非常に珍しく多くの人々が見物に来たことが記録として残っています。あの時代に、マッチ箱のような汽車が走っていなければ・・・「坊っちゃん列車」も誕生していなかったかもしれません。今日までの間、さまざまな困難がありましたが、1つ1つ乗り越えて、創業133年を迎えることができました。皆さん、本当にありがとうございます。

記念日と言えば、あの記念イベントのことを紹介してなかった・・・。ということで、記念日つながりでブログを書きます。いいですか?(「いいですよ」って言われなくても、いよ子、書きま~す!)

2021年10月12日に運行開始20周年を迎えた坊っちゃん列車。その記念イベントが、伊予鉄道古町駅構内で開催されたので、いよ子も行ってきました!イベントの様子をちょっとだけご紹介しますね。

イベントの様子

①坊っちゃん列車1号機関車・14号機関車を並べての記念撮影会

1号機関車(左)と14号機関車(右) 並べてみるといくつか違いが!

実は、坊っちゃん列車1号機関車と14号機関車が並ぶ機会って貴重なんです。鉄道ファンのいよ子にとっても、これはうれしいひととき。いろいろな角度から撮影を楽しみました。こうやって並ぶと、煙突の形や運転席正面窓など違いが分かって面白い!さらに、左側の1号機関車には、ヘッドマークがついているんですが、分かりますか?

2021年10月12日限定!「坊っちゃん列車20周年ヘッドマーク」

これはかっこいい!さらに、車両工場前での転回や目の前で坊っちゃん列車の連結・切り離しを見せてもらいました。車両工場前で転回することはめったにないので、乗務員も緊張していました。

今回は特別に、坊っちゃん列車の制服を着て運転席で乗務員から解説を聞けたり、進路制御装置(※)の体験をさせてもらったり、普段はできない体験が盛りだくさんでした。

※進路制御装置・・・路面電車のパンタグラフにあたるもの。ポイント切り替えの際に、トロコンを叩くため、南堀端や上一万の手前では、必ず坊っちゃん列車の車掌は進路制御装置を上げ、ポイントを越えると、下げる作業を行います。明治時代を思わせる外観を壊さないため、道後温泉駅に停まっている時は、進路制御装置は下げています。

②古町車両工場内の見学

鉄道部品や整備関係が好きな人にはたまらない車両工場の見学タイム。ジャッキアップや車両ごとで異なる車輪の大きさ、モーターの違いなど並べて楽しむことができました。普段はパーツごとで見ることはありませんが、1つ1つ見てみると「実に面白い!(えっ、湯川先生?)」年季の入った車両工場に興味を持たれた方もいらっしゃるぐらい貴重な機械や道具がたくさんありました。こうやってお客様からは見えない工場の中で、坊っちゃん列車や電車の安全を支えてくれる整備の方に感謝です。

③坊っちゃん列車記念乗車(古町→道後温泉駅間)

古町車両工場で楽しんだ後は、ヘッドマークをつけた坊っちゃん列車に乗り道後温泉駅へ。参加された方だけの貸切運行です。通常は坊っちゃん列車の車掌が松山城や愛媛県庁前などで観光案内をするのですが、今回は参加者の方からのご質問にお答えするなど客車内で盛り上がっている様子でした。20年前の復元運行開始当時も乗車してくださった方、今回初めて坊っちゃん列車にご乗車になった方、県外から足を運んでくださった方。参加者の皆様の楽しそうな笑顔を見ることができ、本当に良かったです。

20周年ヘッドマークをつけた坊っちゃん列車が松山の街を走ります

④おまけ

ふふふ、そして最後に鉄道好きのいよ子目線で撮影した写真を大公開。ぜひ一緒に楽しんでください。

鉄道大好きないよ子にとっても、楽しい1日でした。YouTubeでも当日の様子をご紹介していますので、ぜひご覧ください。

次はどんな「いよ子目線」でご紹介しようかな?それでは、また!


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