出発前の運転士に密着!
- 2022.07.08
- 電車・バスの豆知識
みなさん、こんにちは。 いよ子です。
お客さまを安全に目的地までお届けする運転士。出勤してから出発するまで、どんなことをしているのか気になりますよね!?(気にならない方も最後まで見てね🥰)
今回のブログでは、市内電車(路面電車)運転士の出発前ルーティーンに密着していきます!!
出勤
運転士の出勤時間はバラバラ! 早朝の出勤もあればお昼からの出勤もあります。
今回密着したのは電車の出発時間が7時16分古町駅発(城北方面行)の勤務ダイヤ🚃
出発時間から逆算して出勤しますが、今回はいよ子が密着したので、いつもより早めに出勤してくれました✨
おはようございまーす!
あ!この人は💡
YouTubeで郊外電車の解説をしてくれた先生だ~✨
先生!よろしくお願いします!
↓ 先生の解説動画はこちら✨ ↓ (3000系・610系の解説動画もあるのでぜひ見てね🥰)
持ち物チェック
まずは、運転に必要なものを用意していきます!
1日の勤務の流れが記載してある行路表や、運転する時刻が記載してある運転表、1Dayチケット類、お客さまが乗り換えする時にお渡しする乗り換え券など、実は持ち物がたくさん!
忘れ物のないようにチェック!
点呼
続いて、点呼を行います。
最初に体温チェック。そして、アルコールのチェックをします。
問題なければ、乗務監督とその日の勤務を確認し、運転中に気を付けることなどを再確認します!
時計も秒単位でこのタイミングで合わせます💡
出庫点検
出庫する電車に乗る場合は、運転士が出庫点検を行っているんです。
今日の電車はモハ50形の51号✨ みかん電車だーっ♪(ちなみにヤラセじゃないですよ~😂)
まずはパンタグラフを上げて、電車に電気を通します!
この50形はロープを手動で緩めて、バネの力でパンタグラフを上げるんです!パンタグラフが架線に接触して電気が通るとコンプレッサー(空気圧縮機)が動作し始めます✨
ボコボコと独特な音を立てて、圧縮空気がどんどんたまっていく!(赤の範囲まで上がります)
●外回り点検
車体に傷がないか、機器類の蓋がきちんと付いているか、窓ガラスに異常がないかチェックしていきます!
●ドア開閉試験
まずはドアの開閉試験。ドアの開け閉めだけでなく、連動しているランプ類もしっかり確認します。
●制動試験
ブレーキハンドルを左右に動かして、しっかりチェックしていきます。
●制御器回転試験
マスコンと呼ばれる加速用のハンドルを回して正常に回るかチェックしていきます。
低速用は5段、高速用は4段の合計9段あります。
非常用の電気ブレーキもあり、反対側に回していきます。これは車両によって段数が異なりますが、今回乗務する51号は7段!
●起動試験
電車を動かして、前進・後進をチェックしていきます!
●反対側の運転席も
電車は前・後ろに運転席があるので、反対側の運転席でも同様の試験をします!
●感染対策
感染対策として換気させるため、窓を少し開けます!
最後に、車内の掃除をして終わり✨
ひと息
運転士は心身の健康が大事!!
ということで先生はいつも乗車前にドリンクを飲んで一息ついているそうです😄
乗務前に、深呼吸してリラックス✨
出発~!
車庫からのりばへ電車を移動させ、お客さまを乗せて出発~!
今日も安全運転で行ってらっしゃい✨
まとめ
ブログで紹介した点検がすべてではありませんが、このように毎日お客さまを乗せる前に、いろんな準備をしているんです!
文字と画像だけでは分かりにくいと思った方! 安心してください♪動画もありますよ~✨
いよ子の鉄道クラブでじっくりご覧ください🥰
次は誰に密着しようかな~♪
それでは、今回のブログはこのへんで! 次回もお楽しみに~😊
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