郡中線は古レールの宝庫!?
- 2023.05.26
- いよ子の趣味の部屋
みなさん、こんにちは!いよ子です。
以前、古町駅に残る古いレールに記された「刻印」から、製造元や製造年月日などの情報を読み解いていきました。
古町駅以外にも古いレールが残っているらしい、とのことでしたが、「郊外線の郡中線は再利用レールがたくさんある」との耳寄り情報をキャッチしました!
そして今回は、刻印ではなく「寸法」に注目して古レールを見ていきたいと思います。
レールはその寸法によって、線路として使われた年代を、ざっくりとですが知ることができるんです。
↓伊予鉄グループ本社1階にある「坊っちゃん列車ミュージアム」に展示中のレール↓
というわけで早速、郡中線の古レール巡りに出発~!
1.土橋駅
松山市駅から出発して1つ目の駅、土橋駅。
ホームに降り立つとすぐ、柱として再利用されているレールが目に入ってきました。
2本のレールがくっついている形ですね。
この調子でどんどん探して・測っていきます!
2.土居田駅
幸先のいいスタートを切り、次の土居田駅では、改札を出たところで見つけました!
3.余戸駅
ここでは柱の他、柵として再利用されているレールもありました。
4.鎌田駅
ここの柱もレール再利用です!
5.岡田駅
昔ながらの雰囲気が残っている岡田駅。
柱や柵として再利用されている古レールも雰囲気に馴染んでいますね。
6.古泉駅
ようやく中間地点。
古泉駅のホームでは2種類のサイズのレールを発見しました。
さらに、ずら~っと並ぶ柵として再利用された古レール!
ここでいよ子、ふと思いました。
「もしかして、郡中線は全駅どこかに再利用された古レールがあるのでは……?」
それを確かめるべく、後半もどんどんいきます!
7.松前駅
やはり!ここもホーム内の柱が再利用レールです。
擬洋風の珍しい形をした駅舎を出ると、柵になったものも見つかりました。
8.地蔵町駅
もう少しで全駅制覇!というところで……地蔵町駅の柱はレールではないようです。
駅舎の周りを見渡しても見つけられず、諦めかけたその時、ホームの一番端から遠くに見えるレールの柵が!(ほっ…)
残念ながら近づけない場所にありましたが、見つけられたのでヨシとします!
9.新川駅
無人駅の小さな新川駅では、改札を出たところにある駐輪場でレールの柵を発見。
10.郡中駅
ここには線路を挟んでずら~~っと並ぶレールの柵がありました。
11.郡中港駅
郡中線の終点、郡中港駅。
ホーム内に柱として再利用されたレールがあり、無事、郡中線全駅制覇です!
まとめ
普段何気なく利用している駅ですが、意識して見るとたくさんの古レールが見つかりました。
今回いよ子が見つけたのは、15kg、22kg、30kgレール。
レールとしての本来の役割を終えて駅を支える姿は、なんだか感慨深いものがありますね。
創業から1890年代まで坊っちゃん列車を支えていた9kgレールも、どこかで第二の人生を歩んでいるのかな?
みなさんもぜひ、古レール巡りに出かけてみてください♪
★おまけ★――――――――――――――――――――――――――――――――――――
ここは道後の……??
-
前の記事
伊予鉄タクシーについて 2023.05.19
-
次の記事
覚えてますか?「磁気式い~カード」 2023.06.02
コメントを書く