郡中線は古レールの宝庫!?

みなさん、こんにちは!いよ子です。

以前、古町駅に残る古いレールに記された「刻印」から、製造元や製造年月日などの情報を読み解いていきました

古町駅以外にも古いレールが残っているらしい、とのことでしたが、「郊外線の郡中線は再利用レールがたくさんある」との耳寄り情報をキャッチしました!

そして今回は、刻印ではなく「寸法」に注目して古レールを見ていきたいと思います。

レールはその寸法によって、線路として使われた年代を、ざっくりとですが知ることができるんです。

↓伊予鉄グループ本社1階にある「坊っちゃん列車ミュージアム」に展示中のレール↓

というわけで早速、郡中線の古レール巡りに出発~!

1.土橋駅

松山市駅から出発して1つ目の駅、土橋駅。

ホームに降り立つとすぐ、柱として再利用されているレールが目に入ってきました。

2本のレールがくっついている形ですね。

この調子でどんどん探して・測っていきます!

2.土居田駅

幸先のいいスタートを切り、次の土居田駅では、改札を出たところで見つけました!

3.余戸駅

ここでは柱の他、柵として再利用されているレールもありました。

4.鎌田駅

ここの柱もレール再利用です!

5.岡田駅

昔ながらの雰囲気が残っている岡田駅。

柱や柵として再利用されている古レールも雰囲気に馴染んでいますね。

6.古泉駅

ようやく中間地点。

古泉駅のホームでは2種類のサイズのレールを発見しました。

さらに、ずら~っと並ぶ柵として再利用された古レール!

 

ここでいよ子、ふと思いました。

「もしかして、郡中線は全駅どこかに再利用された古レールがあるのでは……?」

それを確かめるべく、後半もどんどんいきます!

7.松前駅

やはり!ここもホーム内の柱が再利用レールです。

擬洋風の珍しい形をした駅舎を出ると、柵になったものも見つかりました。

8.地蔵町駅

もう少しで全駅制覇!というところで……地蔵町駅の柱はレールではないようです。

駅舎の周りを見渡しても見つけられず、諦めかけたその時、ホームの一番端から遠くに見えるレールの柵が!(ほっ…)

残念ながら近づけない場所にありましたが、見つけられたのでヨシとします!

9.新川駅

無人駅の小さな新川駅では、改札を出たところにある駐輪場でレールの柵を発見。

10.郡中駅

ここには線路を挟んでずら~~っと並ぶレールの柵がありました。

11.郡中港駅

郡中線の終点、郡中港駅。

ホーム内に柱として再利用されたレールがあり、無事、郡中線全駅制覇です!

まとめ

普段何気なく利用している駅ですが、意識して見るとたくさんの古レールが見つかりました。

今回いよ子が見つけたのは、15kg、22kg、30kgレール。

レールとしての本来の役割を終えて駅を支える姿は、なんだか感慨深いものがありますね。

創業から1890年代まで坊っちゃん列車を支えていた9kgレールも、どこかで第二の人生を歩んでいるのかな?

みなさんもぜひ、古レール巡りに出かけてみてください♪

 

★おまけ★――――――――――――――――――――――――――――――――――――

ここは道後の……??


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