徹底取材!バス停の位置はどうやって決まるのか!?
- 2023.08.25
- 電車・バスの豆知識
皆さん、こんにちは。いよ子です!
皆さんは、バスを利用するときどのバス停を良く利用しますか❓自宅近く(郊外)のバス停でしょうか❓それとも、中心部のバス停でしょうか❓また、そのバス停で待っているとき、「このバス停…なんでこの場所なんだろう」「この辺りにバス停があったら便利なのに…」なんて思ったことはありませんか❓今回は意外と知っているようで知らない、バス停ができるまでを調査してきましたので是非読んでみてください!!


いよ子、バス停って何かを目印にして何となくで置いているのかなぁと思っていました(笑)でも実はそうではないんですね😲
はじめに…
バス会社、自治体等の関係者でバス停をどの位置に置く(動かす)かを相談します。そして、概ね位置が決まったら実際に現地を見に行きます。(実際に現地を見ると、イメージと違ったということがたまにあるそうです。)このとき大事なのが、実際運行するバスが安全に停車し、お客様を安全に乗降させることができるかということです。

それと前後のバス停との距離感です。
なぜ、前後の距離感が大事かというと…、市内を走るバスの停留所は走行する距離によって運賃を計算しているからです。例えば、すでにあるバス停を何かの理由で動かしたいってなったとき、今ある位置より離れすぎると、利便性・安全性は向上したとしても起点からの距離が変わりすぎて、運賃が変わってしまいそう!なんてことが起きてしまいます😲
もし急に運賃が変わってしまうと、皆さん混乱してしまいますよね。。そうならないように、位置を決めるときは注意しなければいけません☆

そして…
設置場所の候補が決まったら、自治体等の関係者の承認を受けて国土交通省へ申請をします。申請の許可が下りると、いよいよ設置という流れになります☆あっ!ここでもう一つ大事なことを忘れていました🤣いくら候補の場所が決まったといっても、その沿道に住む住民の方の了承を得ないと設置は出来ません。これを忘れたら関係者の承認も下りないので絶対忘れないようにしましょう!
いよ子、沿道の方の了承がいるなんて思ってもみなかったので、びっくりしました😲


~オモテには出ないウラ話~
自分の家の近くには欲しい…、でも家の前はイヤ。それがバス停です。なぜかというと、利用する方のマナーが大きく関係しています😲皆さんも、家の前にゴミを捨てられると嫌な気持ちになりますよね…。家の前にバス停があると、そういったことが起こります😿バス停を設置する場合、沿道住民の了承を得ることが大前提になりますが、「家を建てるので、除けてほしい」「施設の駐車場になるので除けてほしい」など、逆に撤去を依頼されることもあるそうです😲新しくバス停を置く(動かす)といっても、工事が必要だったり表示を変えたりしないといけないので、それだけ手間と時間と費用がかかるんですね😲
~まとめ~
屋根や椅子があるキレイに整備されたバス停もあれば、道端に置かれたポールだけのバス停も良く目にします。どちらにしても、様々な方の苦労があって設置されているということが今回の調査で良くわかりました!



皆さんも、バスを待っている間に、自分が利用するバス停ができるまでのストーリーを考察してみるのも面白いのではないでしょうか🥰

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