ご当地電車で愛媛の魅力発見!
- 2024.05.31
- 電車・バスの豆知識
みなさん、こんにちは!いよ子です。
愛媛の名産品などのPRのため、市内電車の外装・内装を装飾したご当地電車。
以前、「みかん電車」「タルト電車」「媛ひのき・媛すぎ電車」の3両をご紹介しましたが、あれからさらに3両の新たなご当地電車が仲間入りしました!
↓前回の紹介記事はこちら↓
今回は、新しく増えた3両のご当地電車をご紹介します🌟
●砥部焼電車
まずは2023年4月運行開始の「砥部焼電車」。
前回ご紹介したタルト電車と同じ、モハ2000形(2006号)を装飾しています。
この砥部焼電車は、愛媛の伝統的工芸品である「砥部焼」生産の中心地、砥部町と共同で企画されました。
「砥部焼」は愛媛県伊予郡砥部町を中心に作られている、白磁に藍色の図案が特徴的な陶磁器。
車体のラッピングもその特徴を表現した鮮やかなデザインとなっています。

これまでのご当地電車では車内の吊り革にみかんやタルトの模型がつけられていましたが、この砥部焼電車にもまるで本物のような「砥部焼の模型」がつけられています!
思わず手に取りたくなっちゃうな~♪

窓上には「砥部焼」の窯元を紹介したポスターが掲示されており、車内も砥部焼尽くしです。

砥部焼電車の紹介動画はこちら↓
●今治タオル電車
「今治タオル」とは、日本最大のタオル産地である「今治(いまばり)」で生産されるタオルのことで、その歴史はなんと明治時代にまで遡り、120年以上も前から作られているそうです!
生産量は日本国内で製造されるタオルのうち5割を超え、実際に使っている方も多いのではないでしょうか?
そんな今治タオルの魅力を感じられるご当地電車がこちら♪

真っ白な「今治タオル」をイメージした、清潔感漂う爽やかなデザイン。
今治タオル工業組合様との共同企画でモハ2000形(2005号)を装飾し、2023年8月から運行開始しました。
車体側面やヘッドマーク、車内の吊り革などに、今治タオルの赤・青・白のブランドマークがちりばめられています。

窓上などに設置されたポスターでは、今治タオルの製造工程などを紹介。

今治タオル電車の紹介動画はこちら↓
●お遍路電車
最後にご紹介するのが、2024年5月に運行開始したばかりの「お遍路電車」!
こちらはモハ50形75号を装飾したご当地電車となっています。
「お遍路」とは、弘法大使空海が自身の修練と人々の災難を除くために開いた「四国霊場八十八ヶ所」を巡る旅のこと。
その名の通り四国4県に88ヶ寺あり、そのうち愛媛県には伊予の国「菩提の道場」として40番から65番の26ヶ寺があります。
そんなお遍路への興味を深めるきっかけになるようにと、四国霊場会 伊予部会様と共同で企画されたお遍路電車。
金色を基調にした目を引くラッピングとなっています✨

ヘッドマークにはお遍路さんのシルエットがあしらわれています。

車内ももちろん専用の装飾が施されています。
お遍路さんが身に着ける「遍路傘」を被った吊り革がかわいい~♪

車内の吊り革やポスターにも愛媛県内26ヶ寺、四国遍路の豆知識や由来など、お遍路要素が満載です。

お遍路電車の紹介動画はこちら↓
★坊っちゃん列車ミュージアムに吊り革展示中
松山市駅・伊予鉄本社ビル1階「坊っちゃん列車ミュージアム」では、現在運行中のご当地電車の吊り革を展示中です。
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お気軽に”ご当地電車乗車気分”を味わいに来てください😊
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■まとめ
ご当地電車は現在、計6両が運行中!
路線やダイヤはランダムなので同時に見れたらラッキーな気分…♪

いずれも愛媛の魅力が詰め込まれた1両だけの特別な車両なので、見かけたらぜひ乗ってみてください。
観光の方も、愛媛が地元の方も、知っているようで知らない、新たな魅力が発見できるかも!?
それでは、次回のブログもお楽しみに!

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