レールの下には何がある??
- 2024.12.06
- 電車・バスの豆知識
みなさん、こんにちは!いよ子です。
いきなりですが、みなさん電車が走っているレールの下には何があるかご存じですか?
そう!バラスト(砂利)とマクラギです!
今回はその2つについて解説していきたいと思います!
なぜ?バラストが撒かれているのか?
ズバリ!3つの理由があります。
1.衝撃吸収と安定性を保つため
1日に何回もレールの上を電車が通ります。バラストがあることで、列車の通過による衝撃を吸収し、路盤やレールへの負担を軽減する役割を果たしています。バラストが無い場合、地盤の沈下や変形が進みやすくなります。
2.排水の効率化
砂等と比べ粒が大きく硬いため隙間があり、そのため排水性に優れています。浸水しにくくなるのです!
3.マクラギの固定
形状が角ばっていることで、バラスト同士がかみ合い、マクラギの移動を抑える抵抗力が大きくなり、振動に対して崩れにくくなります。
なぜ?マクラギが敷かれているのか?
レールの間隔を保持し、列車荷重を広く分散させる役割があります。
バラストの特徴
鉄道が開通した当初、川などにある丸い小石(自然石)を使用していたそうですが、
現在では、硬岩を削岩機で破砕したもので1つ1つの石が角ばった形状の砕石が主に使用されています。
大きさは、1つあたり2cmから4cm程度の物が使用されてるようですよ♪
マクラギの特徴
マクラギは列車の重量や振動に長期間耐えられるよう、木製、コンクリート製など、
耐久性に優れた素材が選ばれます。
メンテナンス方法
バラスト同士でかみ合ってマクラギを固定していますが、列車通過により緩んでくることがあります。
そこで「タイタンパ」と呼ばれる電動工具をバラストの中に差し込み、振動を与えてつき固める作業を行います。
バラストとマクラギにはとても重要な役割がありました。
皆さんも電車に乗る際は注目してみてくださいね♪
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