67年ぶり🎉郊外電車 新型車両 7000系デビューまでの軌跡🚋
みなさん、こんにちは!
いよ子です。

本日より伊予鉄道の郊外電車に新型車両7000系が導入されました✨
伊予鉄に郊外電車の新型車両が導入されるのは実に67年ぶり🎉
3年間の総投資額は約40億円になります!
この新型車両がデビューするまでの道のりを改めて振り返りたいと思います‼
どうして新型車両を?🤔
伊予鉄道では、公共交通機関としてバリアフリーやカーボンニュートラル、事業の持続性を確保するため老朽化対策も取り組んでいます✨
鉄道車両についても様々な検討を行っておりましたが、近畿車輛株式会社様の協力を得ることにより、これらの問題を解決し、曲線の多い伊予鉄道の線路状態に合わせた新型車両設計ができることになったんです🎉
設計会議 ~新型車両 設計の始まり~🌠
こうして新型車両の開発が始まったのが、2022年11月⛄
設計会議には当社における各分野のスペシャリストが集められ、新型車両のプロジェクトチームが誕生しました🎉

・機能
・性能
・デザイン
・コスト
・法令
などの要求に関して、それぞれの専門分野から意見を出し合い、信頼性や安全性を確保したうえで、最適な形を模索しました🙄
特に車両のデザインにおいては、全体のバランスを大切にしつつ、新しい時代を象徴するスタイリッシュな車両を目指しました🚋
また、乗客の皆さまの快適性をさらに向上させるため、最新の技術を取り入れた設備や機能の導入についても熱い議論が…
各工程で、品質を維持しつつも効率的に作業を行うための工夫が重ねられ、関係者一同が一丸となって新型車両の設計が進められました✨
鋼体検査 ~新型車両の形が少しずつ~👀
設計会議が始まってから約1年半後の2024年5月🌞
車両の制作をいただいている近畿車輛様の工場にて、車体単独の6面体(箱状)が出来上がり、鋼体検査が行われました👷


鋼体検査とは車体単独の6面体(箱状)の製作状況や出来栄え等が要求仕様を満たしているか確認するための検査となります💡
ここではプロジェクトチームが現地に入り、設計会議にて決定された要求仕様が満たされているかを一つずつ確認していきます🔍
隠蔽前検査から艤装工程へ🔍
鋼体検査が終わると隠蔽前検査へと移ります💨
隠蔽前検査では車体に設置した電気配線・空気配管等の施工状況や仕上がりを確認👷
この検査は内張りなどの内装を施工すると状態が確認できなくなるため、隠蔽前(内装を施工する前)に行われるんです‼
そして検査を通過した車両は、次の工程である艤装と内装の作業に移ります。
内装工事は、座席の配置や窓の大きさなど、乗客の快適さを考慮した設計に基づいて進められました。
完成検査~車両の全貌が明らかに~🚋🎉
そして2024年10月🍂
7000系が完成したと聞いたプロジェクトチームは、再び近畿車輛様へ👞
ここで動く7000系と初対面🙌

今回の完成検査は出荷前の最終検査で、工場内を様々な速度で走行テストし、特に車両の安全性能、耐久性を厳密にチェック‼
さらに各機器が正しく動作するか、電気系統に問題がないか、さらには車両全体の外観に至るまで、細部にわたる確認が行われました🔍
完成検査を無事にクリアしたことで、新型車両は、いよいよ本格的な運行へと向けた準備段階に入ります🚋
14時間の大移動! JRの線路を通って松山に!?👀
2024年11月ついに近畿車輛様を旅立つ日がやってきました😢
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新型車両が道路を走る💨


搬入最後の大仕事💪


デビュー前最終チェック!試運転🚋

新型車両ついにデビュー🎊



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バリアフリー基準適合車

●主催者の伊予鉄グループ清水一郎社長と来賓の方によるテープカット
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●7000系運行開始のため、多くの人で賑わう松山市駅

●7000系、出発進行!
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●松山市駅を出発する7000系


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