伊予鉄ディープ旅!~第3弾!~
- 2022.03.25
- いよ子の趣味の部屋
いよ子です。皆さん、こんにちは。
まさか、まさかの「第3弾」まで行ってしまいました。伊予鉄道路面電車🚋のディープ旅で、これだけ引っ張るとは誰が予想していたでしょう?やっぱり潜在的な伊予鉄ファン(いよ子ファン?)の方はいらっしゃるんですね。うふふ。今回も、いよ子、やる気になってきましたー!
今回はついに愛媛・松山の観光地「道後方面」へ。「IYOTETSU MAP」を持って、
路面電車でゴォォォォォ~~!
※「Go」と旧型路面電車の音をかけています(説明しちゃった!)
道後公園
おーっと、まだ道後温泉には行かせませんよ~。「道後温泉駅」の1つ手前にある「道後公園(湯築城跡前)」。その名の通り「道後公園」の前にある停留場です。
「道後公園」の停留場が設置されたのは、大正15年(1926)年。ということは、約100年前からある場所なんですね。現在のバリアフリー化された停留場の形になったのは平成16(2004)年。昔は安全地帯だけの停留場だったんです。
実はこの「道後公園」、伊予鉄にとってもゆかりある場所なんですよ。ヒントは
「坊っちゃん列車」
伊予鉄道高浜線の梅津寺公園内にある坊っちゃん列車(伊予鉄道1号機関車)。昭和45(1970)年から梅津寺公園で展示されています。
実は、梅津寺公園に移設される前まで展示されていたのが、「道後公園」なんです。
- 明治21(1888)年より伊予鉄道1号機関車が運行
- 昭和28(1953)年より伊予鉄道1号機関車が道後公園で展示
- 昭和45(1970)年より伊予鉄道1号機関車が梅津寺公園で展示
- 現在に至る
さらに、道後公園は「湯築城跡」と言われていますよね。
湯築城?
って誰のお城?って思われた方も多いはず。この湯築城、伊予の豪族河野氏が築いたお城なんです。
河野氏?
「伊予鉄のSNSで何か聞いたことある!」と思ったあなた。さすがです☺。
梅津寺駅から徒歩3分の場所にある「栽松碑(さいしょうひ)」。伊藤博文公および有志の寄付を得て、梅津寺海岸一帯に松の種をまき育てられた由来を後世に伝えるために建立したものです。この栽松碑の前にある看板を見てみると、書かれてあるんです。河野家のことが!
「坊っちゃん列車」や「河野家」など、梅津寺と道後公園は面白い関連がありますよね。
ちなみに、現在道後公園はランニングしたり、広場で遊んだりすることができる場所となっています。また、展示資料館や庭園などもあり、ゆったりした時間を過ごすことができるんですよ♪
道後温泉駅
お待たせしましたー!
多くの観光客の方が集まる道後温泉。愛媛・松山の有名な観光スポットの1つですね。そんな道後温泉への玄関口、道後温泉駅もレトロかわいくて撮影スポットにはぴったりです!!
道後温泉周辺を巡る前に道後温泉駅の駅舎の変遷を見てみましょう。
道後温泉駅は、明治44(1911)年に建てられてた2代目の駅舎を昭和61(1986)年に3代目として復元。現在の道後温泉駅は、3代目の駅舎をリニューアルしたものなんです。バリアフリー化され、駅舎にはあの有名なコーヒーショップも入っているので、ゆったり快適にお過ごしいただけますよ。
それでは、道後温泉本館の方へ歩いていきましょう。L字型の商店街を抜け、道後温泉本館の北側を通ると銅像が!
伊佐庭如矢(いさにわ ゆきや)翁?
この方がいないと道後にこれほど多くの観光客の方がお越しになることはなかったでしょう。
伊佐庭如矢翁は、道後湯之町の初代町長、そして道後温泉本館を建てた方として有名ですが、実は道後鉄道を設立し、道後温泉の繁栄に大いに貢献した人物としても有名なんです。
そして、この伊佐庭如矢翁の銅像から左手側、旅館やホテルが立ち並ぶ道を進んでいくと、案内石碑が!
左 ランド道???
実はこれ、かつてあった「道後グラウンド(グランド)」を指した案内石碑と思われます。(「グ」が消えかかっているだけ。近くで見ると「グ」が見えます!)
「道後グラウンド(グランド)」とは、伊予鉄が教育的見地から建設したもので、松山市道後祝谷の用地を買収し、大正13(1924)年に完成しました。
総面積1万2948坪の広大な土地には、収容人員1万9000人の野球場やトラック1周200メートルの競技場、児童遊技場などを完備した施設だったようです。昔の年譜に掲載された写真イメージを見ても、たしかに大きい・・・。
「地域貢献❤」
昔から地域を大切にしている思いが感じられます!
あ~、楽しかった。「えっ、道後温泉の写真はないの?」って。ありませんよ!いよ子、パシャパシャ撮ったけど、出さないよ~。だって、皆さんに愛媛・松山に来てほしいし、このブログ・・・
「伊予鉄ディープ旅」ですもん♪
観光ガイドブックにも掲載されていない貴重なガイドブログ。第1弾から第3弾までを参考に、愛媛・松山を楽しんでくださいね。それでは、また。
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