郡中線15分毎運行実現プロジェクト!
- 2023.05.05
- 伊予鉄の歴史
こんにちは!いよ子です。
以前、「高浜~横河原線の直結・直通運転、15分毎の運行実現」についてお話しましたが、今回はその続編として「郡中線15分毎の運行実現」についてお話ししたいと思います✨
↓↓「高浜~横河原線直通化プロジェクト」についてはこちらをご覧ください↓↓
地蔵町駅改造工事
今回ご紹介する「郡中線15分毎運行」実現に向けて、当時この計画を実現するためには松前駅と郡中港駅の間に行き違い駅が必要となりました。そのため、構内に広い社有地がある『地蔵町駅』が列車の行き違い駅として選ばれ、改造工事が行われました!
工事では、従来のプラットホームを郡中港側に延ばし、線路はそのまま上り線として使用し、その東側に新しく線路と下り用プラットホームが建設されました。プラットホームには車椅子用のスロープや点字ブロックを設置し、ホーム上屋も2両分新設するなど、バリアフリーや旅客サービスの面でも充実を図りました✨
また、ダイヤの増便などによる電力容量増加に対応するため、同駅構内に変電所も新設され、朝のラッシュ時などの電力不足も改善されることとなりました😊
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「郡中線15分毎運行」実現による利便性向上!
「郡中線15分毎運行」については、1991年(平成3年)8月1日に伊予鉄道が『地域密着型』の鉄道を目指すためのサービス向上の一環として実施されました。
これにより鉄道線は郡中線・高浜線・横河原線の3線ともに15分間隔での運行となりました🚃
その結果、松山市駅で乗り換えをする際にまちまちであった乗り継ぎ所要時間が統一され、非常に分かりやすくなりました♪
さらに、郡中線では1日22本の増便となり利用するお客様の利便性が大きく向上しました。
今となっては当たり前となっている郡中線15分毎運行ですが、当時のお客様からは『快適で、正確で、待たずに乗れる郡中線』と、とても評判が良かったそうです😊

「郡中線15分毎運行開始」記念乗車券
そして、今回も気になっている方いらっしゃるかと思います!
もちろんあります!記念乗車券✨
調べてみると、記念乗車券は南予鉄道時代から現代までの列車や駅舎の変遷(※記念乗車券の裏面に記載)、新旧の地蔵町駅舎の姿などが写真やイラストで紹介され、郡中線の歴史が一目瞭然で好評を得ていたそうで、当時1セット600円で5000部限定で発行されたそうです💡
いよ子、今回も頑張って倉庫の中から探してきました~!

この乗車券、記録用として倉庫で保管していましたが、今回、5セット限定で皆さまに販売することにします✨
この「郡中線15分毎運行開始」の記念乗車券を皆さまにもぜひ手に取っていただきたいです!
いよてつネットショップで販売しています。無くなり次第終了ですので、気になる方はお早目に!
※なお、当乗車券は現在は利用できませんので、ご理解の上ご購入ください。
それでは今回のブログはこのへんで!次回もお楽しみに🎵

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